歯科衛生士あるあるをご紹介します。
歯科衛生士という職業には、その仕事内容や職場ならではの「あるある」がたくさんあります。
実際に働いている人なら思わず頷いてしまうようなあるあるが多いため、共感しやすい職業となっているのです。
そんな歯科衛生士ならではのあるあるを知ることは、その職業について深く知るきっかけにもなります。
そこで本記事では、歯科衛生士ならではのあるあるを10選紹介します。
今現在歯科衛生士として働いている人だけでなく、これから歯科衛生士を目指す人も、リアルな仕事事情を知れるのでぜひチェックしてみてください。
歯科衛生士ならではの「あるある」をご紹介!
歯科衛生士の仕事内容や、実際に業務を行っている人の行動・考え方には、共感できる「あるある」がたくさんあります。
以下からは厳選した10個のあるあるを紹介しますので、実際の現場を想像しながら確認してみましょう。
やりがいをたくさん見つけられる
歯科衛生士は、仕事のなかにやりがいをたくさん見つけられる職業です。
ちょっとした患者さんからの「ありがとう」や、チームで仕事をするときに上手く立ち回れたときなどには、「歯科衛生士をしていてよかった!」と実感できます。
やりがいが多いとそれだけモチベーションもアップし、楽しく働くことができるので、長く歯科衛生士として働いている人もたくさんいます。
日常的に歯を確認してしまう
歯科衛生士の仕事をしていると、つい日常的に相手の歯を確認してしまいます。
友人としゃべっているときに話を聞かないで歯を見てしまったり、映画やドラマも俳優の歯が気になって集中できなかったりと、意外な弊害があるでしょう。
歯科衛生士の癖としては他にも、綺麗な歯を見つけると嬉しくなり、何となく良い人に見えてしまうことも。
逆に歯並びが悪い人を見ると、「歯石が溜まっているのかな」と心配してしまうこともあります。
家族や友人から歯の相談をされる
歯科衛生士として働いていると、家族や友人から歯の相談をされることが増えます。
「虫歯かな?」「どうしたらいい?」と聞かれても、「病院に行って」としか返せないため、困ることが多いようです。
歯科衛生士は歯の治療ができる職業ではないため、相談されてもどうにもできないのが残念ですね。
だからといって適当な診断をするわけにはいかないので、やはり相談されたら歯医者に行くことをおすすめしましょう。
トイレ休憩に入れないことが多い
歯科衛生士の仕事中は連続で業務にあたることも多いので、なかなかトイレ休憩に入れないことがあります。
予防処置の途中で抜け出すわけにもいかないから、ずっと我慢して耐え抜いている人もたくさんいるでしょう。
なかにはトイレに行けないことが多すぎて我慢をする癖がついてしまい、膀胱炎になってしまった例もあります。
患者さんを第一に考えることは大なことですが、どうしてもというときには素直にトイレ休憩を取りましょう。
サポートを的確にこなすことが楽しい
歯科衛生士は歯科医師の診療補助を担当するため、さまざまなサポートを行うのも仕事の一環になります。
サポートが的確に行えるとつい楽しくなってしまうことも、歯科衛生士の仕事ならではのあるあるです。
例えば器具の受け渡しなどを行う際に、素早く先生の手元に置けたときなどは、思わずマスクの下で笑ってしまうこともあるでしょう。
サポートをゲーム感覚で楽しめる人の方が、意外と歯科衛生士に向いているのかもしれませんね。
歯石はたくさんあった方が嬉しい
歯科衛生士の仕事には、歯石の除去などを行う口腔ケアが含まれます。
歯石を取り除く作業は地味で大変なことですが、実は歯石はたくさんあった方がやりがいがあるため、ちょっと嬉しくなってしまう人も多いようです。
たくさんの歯石をひとつずつ取り除いていく感覚には、実際に体験した人にしか分からない気持ちよさがあります。
「歯石がたくさんあるから恥ずかしくて歯医者に行けない」と考えている人は、むしろ喜ばれる可能性があるので堂々と歯石取りをお願いしましょう。
先輩や歯科医師の機嫌が分かる
歯科衛生士は患者さんや歯科医師の先生とたくさんコミュニケーションを取る仕事なので、些細な変化や行動でその人の機嫌がわかってしまう人も多いようです。
機嫌が分かると「あ、今日は先生の機嫌が悪いから余計なことは言わないでおこう」と考えたり、逆に「機嫌が良さそうだからちょっと相談に乗ってもらおう」とチャンスを利用したりできます。
コミュニケーション能力を高めるとそんなこともできるようになるので、歯科衛生士の仕事は日常生活でも役立つかもしれませんね。
なぜかキャンセルは重なる
歯科衛生士の仕事をしていると、なぜか患者さんのキャンセルが重なることを経験する人が多いようです。
今日は1日予約がびっしり入っているからと気合いを入れたのに、キャンセルが続いて一気に暇になってしまうなんてこともあるあるです。
逆に予定外の患者さんが次々に来院してくることも、歯科衛生士の仕事ではよくあること。
引き寄せられるようにたくさんの患者さんが訪れる日もあるため、慣れないうちは慌てずに落ち着いて対応するのがポイントです。
院内のBGMが頭から離れない
院内でBGMをかけていると、仕事終わり後も頭から離れないことがあります。
流行りの歌でもないし、そもそも曲名も分からないのに、つい口ずさんでしまうのも歯科衛生士のあるあるです。
明るいBGMならいいのですが、リラックスさせることを目的とした音楽の場合、いつまでも頭から離れないと何だかやる気がでなくなることも。
「仕事が終わったら〇〇をしよう!」と考えていたのに、つい面倒になってしまうこともあるかもしれません。
カルテの文字が読めない……
歯科衛生士に限らず、カルテを使用する多くの職業が、「文字が読めない」というあるあるに悩んでいます。
先生の書いた字が独特すぎると、「これはそもそも文字なのか?」という疑問が浮かぶこともあるでしょう。
もちろんカルテが読めないと仕事に支障が出るため、傷つけないように気をつけて直接聞きに行くか、字の特徴をつかんで解読班になるか選ぶ必要がありますね。
まとめ
歯科衛生士のあるあるを紹介しましたが、いくつか想像できるもの、共感できるものはあったでしょうか。
あるあるはただ仕事の愚痴や面白い話をするための方法ではなく、その職業のリアルな情報を探る道標にもなります。
どのようなあるあるが定番なのか調べることで、その職業に就いている人がどんなことを感じているのか、どんな不満や楽しみを持っているのかが分かるでしょう。
今回紹介した歯科衛生士のあるあるは、その職業を示すほんの一部に過ぎません。
歯科衛生士の仕事に興味がある人は、ぜひこの機会にもっとたくさんのあるあるをSNSなどで調べて、どのような職業なのかを把握してみてください。